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2006年4月

2006年4月23日 (日)

ジュエリーの魅力・そしてリサイクル?

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先日、銀座の田中貴金属ジュエリー「GINZA TANAKA」で
【大人の女性のためのジュエリースタイルレッスン】
~カラーで見つける”自分スタイル”という催しに講師として招かれました。

女性限定のセミナーで25組50名のお客様。
1部は宝石鑑定士の船守氏による、ジュエリーの歴史や誕生石について、
2部では私、大平雅美が「カラーストーンで魅力を発見、自分スタイル」ということで
似合うジュエリーカラーについて、お話をさせていただきました!

まず女性がいちばん興味があるのは、
プラチナ系か、ゴールド系が、あるいはコンビか、
基本カラーとして何色が似合うのかということ。

それが分かったら、次ぎはカラーストーンということになりますが、
カラーストーンは景気の影響をもろに受ける商品だそうですが、
昨年の11月あたりから、カラーストーンが動き始めたということなので、
やはり景気的には本当に良くなっているのでしょう。

そんななか、私が注目したのは「パライバトルマリン」という綺麗な水色の石。
これはトルマリンのなかでも最高級とされるもので、
今関西方面からジワジワ人気が出て、
この夏は東京でもブレイクするのではないか!と思っています。
お値段も色石のなかでは比較的手頃・・・
ぜひ銀座1丁目の「ギンザ タナカ」さんへいってご確認ください。

さてさてカラー好きな方ならおなじみの「春・夏・秋・冬」の色分け。
今回は「ギンザ タナカ」の6階ホールでの開催と言うことで、
店舗からたくさんのジュエリーをお借りしてサンプルとしてご紹介させて
いただきました。
ジュエリーを似合う色別に4タイプにわけてお見せしたのですが、
上の写真は「冬タイプ」の方にオススメのジュエリー・・・

事前に行ったジュエリー選びの楽しかったこと!
購入する訳でもないのに、なぜだか夢見心地にさせてくれる麗しい存在!

ここでは詳しく似合うジュエリーの色は説明しませんが、
ぜひ「ギンザ タナカ」へ行ってそれぞれの色を自分の肌にあてて試してみてください。

それからもうひとつ!
企業としての取り組みで素晴らしいことがあります。

それは「4R」という考え方。
・リサイクル ・リフォーム ・リベア ・リフレッシュ

特にリサイクルに関しては企業のCSRに匹敵するかもしれない・・・
金・白金は限り有る資源。この資源を引出しの肥やしにすることなく
有効利用しましょうという取り組み。
もちろん本物の金やプラチナじゃないとリサイクルは出来ませんが、
現金に交換したり、お買い物券に変えたり、他のものに作り変えたり
できるのだそうです。

スタッフの方から聞いた素敵な例としては、
おうちに眠っている金製品をかき集めて、仏鈴にしたり、
お孫さんのために金の兜を作ったり、と様々なエピソードがあるそうです。

私もさっそく家に帰って引出しをかき回してみたら
多少の金製品・・・
よし!これを持って銀座のタナカさんへ行こう。
そして、自分に似合うジュエリーを探してみよう!!

実は耳寄りな情報。
5月31日までは、いつもよりもお得な条件でリサイクルをしてくれるそうです。

興味のある方はお問い合わせを!
「GINZA TANAKA」
www.ginzatanaka.co.jp

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2006年4月16日 (日)

*セレンディピティ

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大学院が始まったので、最近は自分のテーマである「近世の色」
ついて考えることが多い。
すると、なぜだか必要と思われるモノやコトが向こうから近づいてくる。
これを言葉で表わすと「セレンディピティ」と言うのかな…

ただ「偶然の幸運」は、心の準備や心の開放がないと感じることはできない。
近頃は、以前の頑なな私と違って心の扉を開いているので、
たくさんの「偶然」と言うものが起こる。
ただ難しいのは、その偶然のなかで本当の幸運は何か、本当に欲しいものは何かを
見極めることではないかと思っている。

そんなことを考えていた矢先、セレンディピティがたくさん降ってきた。

「近世の色」を考える時、どうしても何かが足りないと思っていたら、
ある方から、重要無形文化財、すなわち人間国宝でいらっしゃる
小宮康助さんの名を教えて頂いた。
そして現在は2代目の小宮康孝氏が後継していらっしゃることもわかった。
そこまでであふれるような有り難さを感じていたが、
一刻も早く実際の作品を見たいと思っていた。

そうしたら何と!
横浜高島屋で「人間国宝展」なる催しが開催されているとの情報・・・
さらに、それは4月17日までの開催であること。

えっー、開催終了が迫っていると焦った私は、昨日何とか時間をやりくりして
横浜高島屋へ。
すると結構な人。人。人。もちろん中高年の方がほとんどで、
こんな私でも会場では「若い人」!
ひとりで展覧会に行くことが多い私は、連れ立って来ている上品な高年女性の
なにげない話に耳を傾けることが多い。

昨日も一人で会場内をいったり来たりしながら
ドキドキして小宮康助氏の「江戸小紋」を探す・・・

人間国宝は染織関係も多い。
もちろん友禅や箔などは豪華で優雅で目がくらむようなものもある。
そんななか、小宮さんの作品はひっそりと反物だけで存在していた。
一見地味そうに見える小宮さんの薄紫色の小紋・・・
しかし何故だか多くの人がその前で長い時間を過ごしていた。

私は何とか人がいなくなるのを待って正面からまっすぐに作品を見た。
すると、遠目からでは感じられない静かな力が、
「二つ割竹縞」からにじみ出ていた。
50年の時を経ても色褪せない技と美。心が身震いしたような気がした。
すると、近くでおばさま達の声。

「これは本当に素敵ねぇ~~。こんなの来てみたいわねぇ~~。」
「そうね、この紫は地味過ぎず、派手過ぎず、品があるわ。」
「角度を変えると白っぽく見えるわね、一生に一度でいいから着てみたいわ」
「帯を派手な色にするとまた違った良さが出るわね」・・・

等という会話と溜息が続き、その場を離れない奥様達。
私はしばらく赤の他人の奥さま2人と3人並んで、
黙って「薄紫」の竹縞を眺めていた。

日本には昔から「出ず入らず」という考え方があるけれど、
おばさま達がいう「派手過ぎず、地味過ぎず」、あるいは「品」というところに
日本の伝統や美のキーワードがあるような気がしている。

2代目の康孝さんの作品もやはり「薄紫」の反物で、きちんと伝統を継承されたうえに、
また違った趣きが感じられ素晴らしかった。

「近世の色」、もしかしたら「紫」がヒントかもしれないなどと思いながら、
しっかりとした何かを与えられて帰ってきた。

・横浜高島屋 4月17日まで(東京開催は終了)
 その後は秋までお待ちください!
・大阪ー8月30日~
・京都ー9月13日~

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2006年4月 2日 (日)

*花実双美

2000

何年か前に浅田次郎さんの小説に凝っていて、読みあさった時があった。
飽きっぽい私は、すごい勢いで読んで次ぎの興味に移ってしまっていた。

そんな浅田次郎さんの文章とまた巡り合った。

ある雑誌に掲載されたエッセイで「花実双美」というタイトルがついている。
浅田さんは京都の古いお茶屋さんで、明治の元勲の筆なる
花實雙美」という軸を見つけたことから、
西洋文明と日本文化という二つを「花も実も二つながら美し」という読み取り方と
(当時の人々の苦渋の選択)
茶屋の妓たちへの戒めの言葉として
「見映えが良いばかりではなく、中身も美しくなければいけません」という
至言とも言える解釈をなさっている。

情操と教養、伝統と進歩、外見と内面、型と身体など…

私が今、興味がある事柄が「花実双美」この四文字に隠されています。

しかし人間、「言うは易く行うは難し」

私自身、人に偉そうなことを言っても、「じゃぁ、あなたはどうなの?」
裏表ないの?言ったことを行動に移してる?花も実もあるの?と言われると
ただ下を向くしかありません。
しかし桜咲く4月、新しい年度が始まったことでもあるので、
心を新たに歩いていくことにします。
大学院のみなさま、周辺で助けていただいているみなさま、
今後は「花も実も」と欲張って精進して参りますので、
よろしくお願いいたします。

ずいぶんサボっていましたが、
color&voiceのカラフルディズ(日記)・色の不思議ブログとも更新しました!

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