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2007年1月

2007年1月30日 (火)

華麗なる読書

 今期(1-3月)は日曜日の夜のドラマが待ち遠しい。
まず夜8時からのNHKの「風林火山」、続いて9時からはTBSの「華麗なる一族」
約2時間たっぷりテレビの前に釘付けなのです。

そしてこれが終わる夜10時ごろに「そうだ明日は月曜日、仕事ね」と
少し心を入れ替える。でも若い頃と違って
ブルーマンデー的な気分は起こらないのが不思議です。

それにしてもTBS「華麗なる一族」は妙に私の心にフィットしている。
だからドラマが始まってすぐに山崎豊子さんの原作を読んだ。
テレビの視点と違って金融小説でもある。
一方のテレビでは少しずつ登場人物の設定を変え、個性を際立たせている。

例えば妻妾同居の不可解さは同じだけど、妻のアイディンティティが違う。
例えば父と鉄平さんの確執の深さが違う
例えば銀平さんのキャラクターが違う・・・などなど。

これはもう、誰がどんな風に演じるかで
まったく違う作品になることも有り得た訳で、
役者さんって、凄いな~と思わず唸ってしまいました。

それにしても山崎豊子さんの小説はなぜにこうも読み応えがあるのだろう。
「大地の子」「白い巨塔」・・・、どれも読んだ。
もちろんこの原作「華麗なる一族」も素晴らしい小説だけれど、
山崎豊子さんの作品のなかで
私の心にいちばん触れ、残っているのは「沈まぬ太陽」。

フィクションともノンフィクションとも境界が見えないこの本は
読み進めるのがつらいほどに内面を否真実を描いているように思えた。
そう、忘れもしないあの御巣鷹山に飛行機が墜落した日、
私はNHK高松放送局で夕方のニュース番組のキャスターをやっていた。
むろん地方なので、
私がこのニュースを読んだわけではないけれど、
この時入った第1報は今も鮮明に憶えている。
まだアナウンサーになりたての頃で、報道局全体が
大騒ぎになったが、新人の私はただ呆然として
記者たちを見ているだけだった。
だから本を読むとき、当時の未熟な自分と重なる。

私にとって音楽は自らの節目を知る重要な旋律だが、
本もまた、歩いてきた道を辿るもっとも分かりやすい
記憶の産物ではないかと思っている。
こうして今、私は再び山崎豊子作品を読み返している。

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2007年1月18日 (木)

寒中お見舞い申し上げます

 Img_1428

ほぼ1ヶ月ぶりのブログです。
あまりに更新しなくて心配してお電話を頂いたりした皆さま、
ありがとうございました。元気です。

おかげさまで、無事に論文を提出することができました。
ここ1ヶ月ぐらい、メールなどで励ましていただいた方々!
本当に感謝いたします。
極めて私的なことにも関わらず、
いろいろな方が折々にくださる激励がどんなに励みになったことか。
本当に有難うございました!
私もどこかで何かの機会に恩返しできれば良いなーと思っています。

さて上記の年賀状は今年、皆さまにお出ししようと思っていた賀状です。
(会社用です)
結局、どなたにも1枚も出せずに今日まで過ぎてしまいました。
たくさん頂いておきながら、大変失礼いたしました。

もう寒中見舞いですら危うい期日になってしまったのですが、
せっかく印刷しながら日の目を見なかった年賀状、
今年は初心に返って私の仕事の原点である「赤と黒」をテーマに
デザインしたので、この意気込みだけ受けとってくださいませ!

どうぞ今年も懲りずによろしくお願いいたします。
Masami

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