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2009年1月

2009年1月28日 (水)

香りと色のハーモニー  「オードゥ・シスレー」

 私は日本の色彩の研究を主にしていますが、
色とともに興味深いのが香りの効果についてです。

先日、まさに色と香りをマッチさせたおしゃれな記者発表会に
行ってきました。

私は以前からシスレーのフレグランス、
「ソワ ドゥ リュンヌ」(月の夜)愛用していますが、
この香りは、創始者のマダム イザベル・ドルナノが丹精こめて
作っただけあって上品で知的で、魅惑的な香りです。

それだけに私はとても大切に使っていて、夕刻から
とっておきの時間にだけつけることにしています。

でも朝から気軽につけられるフレグランスをぜひシスレーさんに
作って欲しいと思っていたところ、マーケティングの田中さんから
「また新しい素敵な香りができました!」と
お知らせをいただきました。

「香り」の発表会は私にとって大変エキサイティングな時間です。

どんな香りなのだろうか・・・私が好きな香りだろうか・・・
どんなボトルデザインなのかな・・・
実際に肌につけるとどうなのか・・・など
五感を刺激される要素が大きいからです。

さて実際のフレグランスですが、new
これが何と!同時に3つの香りが用意されていました。

Img_2990   

ファンタジー、遊び心、ハピネスをテーマにしているのだそうですが、
「オードゥ・シスレー」1,2、3と名付けられた、大変面白いコンセプトです。

「3」という数字は奥深い数字。ひとりの女性の3つの面、3つの顔、
3姉妹・・・

つまり一日のうちに3本のどれでも、または今日と明日、
さらにあなたと私・・・、自由に使いこなせる人にこそ使って欲しいというメッセージなのでしょう。

さて肝心の香りですが、「シプレ・フレッシュネス」がベースです。
分かりやすく言うとグリーン・シトラス・センシャルの3つの要素が
重なり合う、なんともいえないハーモニーのある香りです。

1,2,3・・・それぞれ3つの異なったフレグランスですが、
現在の私の心を捉えたのは、「オードゥ・シスレー 1」

Img_2994_2

~サマーガーデンのミステリーに溢れ、
          太陽の光をいっぱいに浴びたドレス~

と、こんなキャッチフレーズがついていました。

そうそう!今は太陽の光りと爽やかさを求めているのだ、と
改めて納得。
香りも色の好みもそのときの心境を微妙に反映するのです。

さて他の2本にもそれぞれピッタリのコメントがついていますが、
発表会では「あなたは何番が好き?」との会話が交わされて
いました。
これぞ、フレグランス・コミュニケーション。
好きな香りを知ると、その人の好みや心の持ち方まで
映し出されるような面白い時間でした。

ポーランド人彫刻家ブロニスワフ・クシュシュトフがデザインした
キャップからは、輝く木の葉や陽光、森の呼吸を感じ取れます。

もうすっかりご愛用、私はナンバー1です。
男性から女性へのプレゼントにもぜひおすすめです。
あなたは何番を選びますか?

present 2009年4月3日発売 100ml : 16,800円

(※色と香りの関係については近日公開「色の不思議」ブログを見てください)

 

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2009年1月14日 (水)

「感性の冬」 東西の美を堪能する

1月の3連休はアート&エンタティンメントな日々でした。

「寒いからこそ感性のエネルギーを高める!」をモットーに
毎日心身に栄養を与えに出かけました。

●1日目(10日):事務所のイケメン、豊海 藍くんが出演しているお芝居観劇。
彼は上京して1年にもならないのに、
フジテレビのドラマや映画に出演する有望新人です。
熊本出身だったので、
私はテレビ出演が決まる前に何度か事務所で発声のレッスンをしました。
最初は口がタテに開かず、声もでず
大丈夫かしら~なんて思っていたのですが、
何とお芝居では張りのある大きな声が出ていたので、
私は母親のような気分になり嬉しく思いました。(┐(´д`)┌ヤレヤレ)

●3日目(12日):上野の森美術館
     レオナール・フジタ展

   Img_2981
  チケットもおしゃれ。今回は「藤田嗣治からレオナール・フジタへ」です。
  主にフランスで改宗後の晩年の作品ですが、
  幻の連作が一挙初公開されています。
  乳白色の裸婦が素晴らしいのはいうまでもありませんが、
  私は「イブ」という連作がなぜか気に入りました。
  現代風なイブ、リンゴに未来が見えました。
  11月から始まっていますが、1月18日までなので会場は混んでいます。
  何度行って上野公園はアカデミック&アートなところです。

●2日目(11日):今回一押し!(もう終わってしまいましたが・・・)

「久保田一竹と川崎景太展」

Img_2974_2

川崎景太さんは、現代フラワーデザイン界のリーダーのひとりです。
私はテレビ東京時代にお目にかかって以来、
展覧会ごとにお花を堪能させていただいています。

暖かく飾らないお人柄とアーティスティックな空間表現の面白さに
ファンのひとりだったのですが、
今回はさらに心踊る、新たな感動があるコラボ展でした。

「徹子の部屋」にも出演なさったので、
どんな展示なのか、ご覧になった方も多いと思います。

今回景太さんの花と競演するのは、
「辻が花」を現代に蘇らせた久保田一竹さんの染物。
絢爛たる「辻が花」の着物は、30点ほどありどれも見事です。

「辻が花」は桃山時代に花開き、江戸初期に忽然と姿を消した染物。
これを久保田さんが研究し、新たな技法で蘇らせた着物ですが、
色と模様のあまりの絢爛さに、ちょっとクラクラしてしまいました。

Img_2977_2

画像は半身ですが、花の模様の色相環グラデーションがもう片側にあり
総絞りのため息の出るような染物です。
背景には、写真でもわかるように文様とあわせた生花が大きく
空間デザインされています。
確か「色彩への賛歌」というタイトルがついていた気がしますが、
私は感嘆してしばしこの前で立ちつくしていました。

それから今回さらに、景太先生すごい!と思ったのが、
空間インスタレーションとしての「映像と花のコラボ」です。
実際に見ていただかないことにはうまく表現できませんが、
白い生花を何千枚も使って平たい着物型のスクリーンを作り
そこに日本の四季折々の風景を、着物柄のように次々に
映し出してゆくものです。
13分ほどの映像ですが、なかなか立ち去りがたく
何度も見てしまいました。
(この映像とスクリーン、家に欲しい・・・)

残念ながら1月12日までで展示は終わっています。
これで終わりはもったいない!テレビ朝日さんと東映さん。

心が疲れている多くの人たちにぜひ見てもらいたい
日本人の心の「花と着物」です。

桜、新緑、滝、紅葉、雪、夕日、丹頂・・・、
日本の美しい色がありました。

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