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2009年9月 9日 (水)

メアリー・ブレア展

東京都現代美術館で開かれている「メアリー・ブレア展」へ行ってきました。

メアリー・ブレアとは「ウォルトが信じたひとりの女性」

ウォルト・ディズニーのコンセプト・アートを描いた人です。

私は色彩の仕事&研究をしていることもあって、大変楽しみにして訪れましたが、
今回の展覧会はその期待をはるかに上回るものでした。

メアリー・ブレアが活躍したのは、1950年代で、
言ってみればアメリカは冷戦状態にあり、女性の社会進出もままならない頃。
そんな時代にウォルトの元で、
男性に混じって最先端でアートを発信し続けられたのは、
今なお新鮮に映る「明るい色彩とデザイン感覚」の素晴らしさではないでしょうか!

ただ現在も頻繁に見るディズニーアニメは、
そもそもメアリーのコンセプトとは違った外見をしていますが、
ここでは、メアリーがはじめに考えた
ユーモラスなアリスやちょっと気取ったシンデレラなどを見ることができます。

また「イッツ・ア・スモール・ワールド」のコンセプトを作ったのも、メアリー・ブレア!
これまでお子様向けだと思っていたあのアトラクションのイメージが
一気に変わりました。
そんな展示品のなかで私の心を捉えたのは、
メアリーが工事現場で使った「赤いヘルメット」
これは普通の工事用ヘルメットにメアリー自身がお花などのオブジェを
たくさん飾りつけたもので、
この1点をみるだけで、メアリーの人となりや仕事への姿勢が分かった気がして
結構感動的でした。
(ぜひ実物を美術館で見てください)

それから、今回の展覧会はあのジブリが展示構成に関わっているらしく、
ただの展覧会には見られないストーリー性があります。
出口を出る頃には、メアリーとメアリーの作品が本当に愛おしくなるような
マジックにまんまとかかってしまいます。

そんなこんなで、これでもかと言うほど
ディズニー関連作品が展示されているのですが、
私にとってより魅力があったのは、実はディズニーキャラクターではなく、
広告やカードなどポップアート的なグラフィック作品です。
あまりにも可愛らしく、そばにおいておきたいキャラクターが多かったので、
ショップで大人買いしてしまいました!

今いちばんのお気に入りは、「レモネード・ガール」と
通常のディズニーとはまったく違う
「ぺバーミント・グリーンに赤いサッシュのドレスを着た庶民派シンデレラ」の二人。

まったくタイプの違う二人の女の子、
手っ取り早くカードを額に入れて、私のデスク横に飾っています。

う~ん、これを見るとなんだか元気が出ます!

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   【展示カタログ】

メアリー・ブレア展
10月4日(日)まで 東京都現代美術館で開催中

http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/98/2

結構込んでますので、平日がオススメです。

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