« お花を頂くこと | トップページ | 東京大神宮の神様 »

2010年8月28日 (土)

マイケル・サンデル教授 『これから「正義」の話をしよう』

 昨日27日、六本木ヒルズ森タワーで開かれた
ハーバード大学の人気教授マイケル・サンデル氏の講演会に行ってきました。

500人定員だったらしいのですが、ぎりぎりに会場に到着したら
すでに満杯で熱気がいっぱい。
TVカメラは何台も入っているし、外国人の姿は多いし、知的な階層の匂いがするし。

私といえば、別に政治哲学に興味があったわけではなく、
この春からNHK教育テレビで放送されていた『ハーバード白熱教室』の
熱心な視聴者だったから、どうしても生で講義を受けたかっただけ。

はじめてTVで観たときの衝撃を忘れません。
私はサンデル教授の教授法に魅了されました。

ハーバード大学の超人気講義 「Justice(正義)」は、映像を通してみても
とてもエキサイティング!

アリストテレスやらカントやらの哲学が紹介されるのですが、
導入部で身近な例を引き合いに講義が展開されるので、ついつい引き込まれます。
ある時は、アメリカの人気テレビ番組だったり、
くまのプーさんの話をしていたときもありましたね。

だから、絶対に講演会に参加したいと思ってチケットを手に入れました。
(早川書房の主催だと思うのですが、講演会自体は無料)

しかしながら、ネットオークションでは、何とチケットが5万円で売買されていたとか、
教授が自ら語っていました。

その後、売買をキーワードに話を展開するあたりは流石に堂々たるお姿。

教授の講義法として特徴的なのは、聴衆と対話形式で進めるというものです。

この方法は、一見簡単に見えますが、底なし沼のような膨大な知識と教養がないと
成功しません。それは、理論を越えて、まさに何が飛び出すか分からない
他者の思考との「未知との遭遇」だから。

昨日は、対話として成功したかどうかは私には分かりませんが、
マイケル・サンデル教授の尽きない「知のパワー」は理解できました。

キーワード
・選択の自由
・公平性
・美徳

トピックとして
最先端の遺伝子工学や、デザイナー・ベイビーなどを挙げながら
市場の道徳的な線引きはどこにあるのか・・・。
最終的には、「あるがままに受け入れる」美徳と謙譲を説かれたような気がしました。

パワーポイントも使わず、原稿も見ず、ひたすら目の前の聴衆と対話し続ける
マイケル・サンデル教授、

こんな講義や講演ができる人が他にいるだろうか・・・

六本木の高層階からの夜景を見ながら、
知の「伝道師」という言葉が思い浮かびました。

「思考を深めること」「自らの判断力」を刺激された夜でした。

|

« お花を頂くこと | トップページ | 東京大神宮の神様 »

コメント

「あなたの心、元気ですか?」
「あなたの今の心の状態」のチェックシートを初めて拝見しました。すごいですね。
プラス面とマイナス面とは時間により入れ替わったりするものと、思います。

大平先生はデジタル頭脳の持ち主ですが、私はアナログ頭脳のタイプです。どちらもプラス、マイナス面があると思います。
カラーセラピーのことをいろいろ教えて下さい。
      鹿児島より  50代男

投稿: 3or9sui | 2010年9月 1日 (水) 05時43分

コメントありがとうございます。
クリアファイルをご覧頂いたのですか。
ぜひ活用して頂ければ幸いです。

実のところ、私も相当なアナログ脳です。
色彩は効果を知って使うと楽しいです。
暑い季節は、やはり薄い寒色系の色が良いですね!

投稿: m | 2010年9月 4日 (土) 14時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/153501/49274128

この記事へのトラックバック一覧です: マイケル・サンデル教授 『これから「正義」の話をしよう』:

» 気を付けましょう!熱中症( ´_ゝ`) [女の子GOGO!!のブログ]
暑い!でも今週も乗り切りました!何でも9月も熱中症に注意だそうです。ボクも熱中しすぎに注意したいと思います、AKB48(鐓� [続きを読む]

受信: 2010年8月28日 (土) 16時13分

« お花を頂くこと | トップページ | 東京大神宮の神様 »