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2013年6月 1日 (土)

スラバの「アヴェ・マリア」で癒す

忙しい5月がやっと終わって今日から6月。

何とも怒涛の1か月で、昨日やっとホッと一息。

すると、急にクラシック音楽が聴きたくなって棚を探ってみたら、

すっと手が伸びたのが、カウンターテナー、スラバの「アヴェ・マリア」でした。

ave maria

(1995年 45.06秒)

こんなの持っていたのかと思うほどに、10年以上聴いていませんでしたが、

ここのところの煩雑さで無意識に思い出したようです。

あぁ、そういえば1995年はいろいろなことがありましたね。

大地震、地下鉄サリン・・・、

こういう音楽を大衆が求めていたのかな。もちろん私も。

この楽曲は哀しみのなかでも、歓びのなかでもどちらでも心に

すっと染み渡る音楽です。

少しこのCDについて説明すると、

ロシアで37曲のアヴェ・マリアの楽譜が見つかった中から、

スラバたち制作者が選び抜いた12曲が収められています。

スラバ自身も言っていますが、1曲目のカッチーニのアヴェ・マリアは

感動的に心に響きます。

その他には、ヴェルディ、サン・サーンス、バッハ&グノー、モーツアルト、

ストラヴィンスキー、リストなど大作曲家が作ったアヴェ・マリアが並びます。

そもそも、アヴェ・マリアは、聖母マリアへの賛美を込めた祈祷で、

こんにちは、マリアさま、おめでとう、マリアという意味なので、多くの

作曲家が祈りと憧れを込めて作曲しています。

それを、スラバ自身の編曲とシンセサイザー演奏、少しかすれのある高声によって、

クラシックでありながら現代的な音楽を感じさせ、しかもヒーリング効果も

生み出しているような気がします。

なかでも、私が最も気に入っているのは、シューベルトのアヴェ・マリアです。

素直でのびやかな感じは、嘆きがありながら、どこかに明るい希望がある

愛と救いのアヴェ・マリアです。

昨日から、リピート聴き。

なんだかお部屋の空気が浄化される気がするけれど、

宗教音楽に近いから、本当にきれいになっているかもしれない。

あぁ癒されるな、よかった!見つけて!

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