大学生と地震
連休も後半です。
今日はGWの祝日でしたが、大学の講師の仕事でした。
私は、ご縁があって複数の大学で教えています。
3月の地震以降、大学は4月からのスケジュールをどうするか決断を迫られました。
私が働く複数の大学は、それぞれ違った対応を発表しました。
ひとつの大学は、3月の地震発生以降早い時期に、
4月上旬の予定を1か月延期することを決めました。
早稲田大学や明治大学も決定が早かったと記憶していますが、
同じような時期にいち早く延期を決め、被災地へのボランティアや義援金などへの
取り組みを行っていました。
そして、今日行った大学は、通常よりも2週間行事予定を延期するが、
遅れた日数をGWを使って行うという決定でした。
それぞれバラバラの対応でしたので、
このような有事のときこそ、大学側の基本的な方針や学生に対して
どのような配慮があるかが、よく分かる1か月でもありました。
ということで、今日は1コマだけですが、講義のために大学へ行きました。
途中の電車では、いかにも行楽、観光の人たちが多かったので、
スーツ姿の私の方が違和感があり、
世の中こんな感じなら、今日は休みの学生多いだろうなと思いながら
静かに教室へ入ったところ、ほぼ全員が出席!
この空間だけはGWではない日常の時間が流れていました。
私は大学生に明るい未来を感じています。
20歳前後の、これからの日本を形成する若い力は、
未曾有の大震災を経験して、これまでより精神的に強くなっているようです。
さらに何らかの信念や覚悟を持って行動する若者が
これからますます増えるような気がしています。
頑張れ!大学生。
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